フットクリエイトコラム 3月号 2017
《目次》
【今月のひとこと】 マラソン
【足と靴の雑学】 足を測る
【書斎ウォーキング】 我、弁明せず
【今月のお知らせ】 靴の日
【今月のひとこと・ふたこと・みこと】 マラソン
簡潔は知恵の精神
冗漫は手足や虚飾だ
シェイクスピア
一カ月前には6:56分だった日の出の時刻、今月1日は6:27分と30分も早くな
りました。3月の声が聞こえてくると、気持ちもなんとなく緩んできますね。
先月に続いて「走る」話題で恐縮ですが、
先月、ロームシアター京都で、倉本聰作「走る」というお芝居を観ました。
「人は何のために走るのか。」「何に向かって走るのか。」というテーマを
もとに、走る意味を追い求めて、およそ40名の出演者が、90分間走りながら
語り掛けるというお芝居です。
自分自身も市民ランナーの端くれで、先月は、京都マラソン、東京マラソン
を続けて走ってしまいました。練習のとき、大会に出るとき、いつも「なん
でこんなしんどいことしてるんやろ」など考えながら走っているので、なお
さら、このお芝居は、共感することも多く、一緒に走っているような感覚も
覚え、引き込まれてしまいました。
人生や仕事はマラソンに例えられることがよくあります。ゴールに向かって
ひたすら走る。時には歩いたり、躓いたり、寄り道したり、戻ってみたり、
色々な事があるけれど、確実にゴールへと進んでいく。ただ走っているだけ
のマラソンが面白いと思うのは、そこに人生を見いだせるからなのでしょう
か。そろそろ暖かくなる季節。少し歩いたり走ったりしてみませんか。
今月は、2日間臨時休業をさせて頂きます。ご迷惑をおかけいたしますが、
お間違いのないように、ご来店ください。
【足と靴の雑学】 足を測る
フットクリエイトでは、予約制で足のカウンセリングを行っています。足と
靴のトラブルの原因はたくさんありますが、ご自身の足について、あまりご
存知無いということも原因の一つとなっています。
例えば、足のサイズ。「いつも23.5センチの靴を履いています」とお見えになっ
た方の足の実寸が、24.0センチだったということは、決して珍しいことではあり
ません。かく言う私も、この仕事をするまでは、自分の足のサイズなど測っ
たことはありませんでした。実際測ってみると、24.8センチと、ほぼ25.0センチも
あったのに、いつも履いていた靴は、24.5センチでした。痛いのは当然ですね。
足の寸法を測る際は、必ず立った状態で測ります。足に体重を乗せている、
いないでは、サイズが異なってきます。靴選びの際に必要な基本サイズは、
「足長」「足幅」「足囲」です。足長は、踵の骨の最も後方から最も長い足
趾(第1趾または第2趾)の先端までの直線距離を測ります。
足幅は、足の親指と小指のつけ根の関節部(出っ張った部分)を結ぶ直線を、
足囲は同じ部分をメジャーでぐるりと回して測ります。
しかしながら、靴メーカーによって出来上がった靴のサイズが異なること
も多いため、足のサイズを把握した上で、フィッティングにも十分な時間を
かけるようにいたしましょう。
【書斎ウォーキング】 我、弁明せず
「銀行は辞める。僕は、三井呉服店を工業部で担当し、誰かがきちんとしな
ければいけないと思った。それが責任だと思う。三井が呉服店を捨てるのは、
生き残るために仕方がないことだ。しかし呉服店は三井の原点だ。この事業
が、誰かわけのわからない者に渡って、どうにもならなくなることを黙って
見ているわけにはいかない」
日比は強く言った。
「かといって、君が引き受けたからといってうまく行くものでもないだろう」
成彬の気持ちのどこかに、日比が銀行に残ってくれないかという思いがあ
った。
「失敗するかもしれない。しかし今までとは全く違うやり方をする。ただ呉
服だけを売るのではない。」
「呉服だけではないのか」
「靴を履いたままでも店へ上がれるようにする。そして雑貨も売る」
日比は目を輝かせた。
成彬は、その斬新な発想にただ感心するだけだった。
「我、弁明せず」江上 剛
———————————–ひとこと———————————
明治から昭和にかけて、三井財閥のトップ他、日本の財界をリードした池田
成彬氏の生涯を描いた小説です。利益がでず売却されることになった「三井
呉服店」を日比という人が引き受けるべく、成彬とやりとりをしている場面
です。
【今月のお知らせ】
【フットクリエイト会員様 フットクリエイトにカルテが有る方】
今月は3月がお誕生日月のフットクリエイト会員様に 足の健康定期チェック
(無料)&特別割引を実施致します。3月中にご来店頂きました該当会員様
にはお誕生日特典として商品代金から10%の割引とプレゼントをご用意して
おります。(商品割引は今月中何回でもご利用頂けます。)
※以下、料金はすべて税別表示です。
【靴の日特別企画】 靴の日
当時はまだ無かった、日本人による日本人のための靴。3月15日は、元佐倉
藩士であった西村勝三が、様々な失敗や苦労を重ね、東京築地で製靴工場を
始めた日。「靴の日」は、それにちなんだ記念日です。
昨年に引き続き、「靴の日」月間として、近代日本における靴文化の創始
者に敬意を表したいと思います。フットクリエイトで人気の「パサパ」の3
モデルについて、あなただけのオリジナルカラーを作ってみませんか。
●期 間:3月15日(水)~31日(金)
●内 容:*パサパ3モデルオリジナルシューズカラーオーダー
数種類の革見本から、色をお選びください。カラーオーダーは
通常15%アップとなりますが、期間中に限り、カラーオーダー
料金は、サービスさせて頂きます。
ボディケアメニューのご紹介 詳しくはお問い合せください
●ゆがみーる姿勢教室 若干枠があります
日々の生活の積み重ねによって、多くの人が体にゆがみを抱え、肩こりや腰
痛、不定愁訴を感じていると言われています。姿勢評価システムを用いた測
定と、それに基づいた1人30分の個別指導を行います。空の或る日時をお知ら
せいたします。(先着順)
日時:3月18日(土) 13:00~、15:00~、16:00~、16:30~、17:30~
料金:測定2000円、指導(30分)2000円 セットで3000円
申込:個別指導のため、お電話でのお申し込みをお願いいたします。
●自力整体教室 毎週火曜日(祝日は除く)10:30~12:30 (少人数)
講師:ナビゲーター 安達実保氏
料金:1回 2000円 チケット4回分6000円
内容:自力整体とは人にしてもらう施術ではなく、自分の体の重みを使いツ
ボを加圧したり、揺さぶり、脱力しながら氣の流れを整えます。年齢を問わ
ず体が硬くても始められるセルフ整体です。
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オプティマルボディケアセンター3月26日(日)(個別・要予約)
施術:中村 圭一氏 ナカムラ接骨院院長(長岡京市)柔道整復師、J.C.A日本カイロプラクティック総連盟認定カイロプラクター、JOPA 日本オステオパシープロフェッショナル協会講師
内容:柔道整復師として30年以上の実績を持ち、様々な手法を駆使した治療は,多くの患者さんからの支持や信頼を得ています。体のゆがみやそれに伴う種々の症状に向き合い、整骨、接骨、カイロプラクティック、オステオパシー・テーピングなどの技術による丁寧な治療を行います。
料金:初診料1000円税別(フットクリエイト会員様は免除)
施術料5000円税別(1回30~40分)※症状や施術内容により多少異なります。
外反母趾矯正テーピング片足1000円税別
◆定休日のご案内◆
3月5日(日)、6日(月)、12日(日)、13日(月)、19日(日)、20(月・祝)、
臨時休業23日(木)、24日(金)、26日(日)、27日(月)です。