フットクリエイトコラム 1月号 2017

 

《目次》

【今月のひとこと】         笑う

【足と靴の雑学】          靴の事故

【書斎ウォーキング】           無私の日本人

【今月のお知らせ】            感謝祭

 

【今月のひとこと・ふたこと・みこと】        笑う

 

批評家は競争を教える足のない人間である

ポロック

 

明けましておめでとうございます。旧年中は、多くの皆様にお世話になり、ありがとうございました。新しい一年が、世のすべての人にとって、素晴らしい歳となりますよう、お祈り申し上げます。

 

昨年12月23日、私は東大阪市にある「枚岡神社」のお笑い神事という行事に参加して参りました。枚岡神社は、生駒山系のふもとにある神社で、気持ちの良い「氣」が充満している大好きなスポットです。この神社で毎年開催されている「お笑い神事」とは、天岩戸にお隠れになったアマテラスを外へ出すために、岩戸の前で神々が宴会を催し、歌ったり笑ったりしたという神話に則ったもので、宮司さんの笑いに続いて3度笑ったあと、各自20分間笑い続けるという行事です。

 

20分も笑い続けられるのかと思いましたが、できるものです。免疫力が高まるなど、「笑い」の効用も色々と取り上げられていますが、全く知らない人とでも、「笑い」があれば一つになれる。そんな貴重な体験をさせて頂きました。

 

今年も「笑顔」で、皆様をお迎えしたいと思います。

 

 

【足と靴の雑学】              靴の事故

たかが靴、されど靴。普段は特に意識もせずに履いている靴ですが、毎日体重をしっかり受け止め、私たちの生活を足下から支えてくれています。最近では、海外から比較的価格の安い靴が輸入されるようになっていますが、それに伴って、靴が原因と思われる事故も増えています。

 

その事故で多いのが、ねん挫や打撲、擦り傷で、当然のことながら、足首から先のケガが多いようです。

靴で一体どんなケガをするのでしょう。具体的な事例を見てみると、

 

「靴の内部で、足裏があたる部分からクギや芯、針金などが突き出てきてけがをした」

「紳士靴の中底かかと部からびょうが出て、かかとに刺さった」

「スニーカーのかかと部に糸のついた針が斜めにささっていた」

というような、信じられない事例があるようです。

 

また、靴に使われる接着剤などが原因で、皮膚障害が起こり、靴が履けないほど足が赤く腫れあがり、ケロイド状になったというような事例も報告されています。

すべてが安い海外製品とは言えませんが、少しでもコストを抑えての靴作りでは、製品の安全性をチェックするような過程は省かれ、また、靴の材料も粗悪なものが使われているとも考えられます。

靴は、人の活動、生活を支える道具。大切な足を支える靴は、しっかりと選ぶようにいたしましょう。(国民生活センター事例より)

 

 

 

【書斎ウォーキング】              無私の日本人

何を思ったか、東里は米櫃の底にのこされた最後の米粒を掻きあつめ、鎌倉にむかった。そして、弟とともに、鶴岡八幡の鳥居下で、

――下駄

 

を鬻ぎはじめた。由比ヶ浜などから流木のかけらをひろってきて、下駄に仕上げ、参道のわきにならべて、参詣者に売るのである。

室町のころまで、この国の人々は社寺の聖域に立ち入るとき、下界の穢れを境内に持ち込まぬため、履物を脱いで裸足になることが多かった。江戸期に入ってもその名残があり、信心深いものは門前で履物を買いかえる。そのため、社寺の門前では履物が売れた。

 

「鳥居下で下駄を売る」

と言い出したのは東里のほうであった。弟は即座に顔をしかめた。この時代、路上の履物売りは、町のなかでもっとも蔑まれていた。

「兄上には学がある。御医者をすればよろしいではありませぬか」

 

といった。「なにも履物を売らなくても」という気持ちが、その口ぶりにはあらわれていた。

たしかに、そうであった。そもそもこの時代、医書を読みこなせるほどの士大夫が、路上で下駄を売るのは、考えられぬ話であった。

 

「無私の日本人―中根東里」磯田道史

—————————————ひとこと———————————————–

日本一の儒者であり、詩文家と言われた中根東里について書かれた小説です。この東里のような人物が、これまでの日本を築き上げてきたのだと、この小説を読んで、つくづく感じました。

 

 

 

【今月のお知らせ】 

【フットクリエイト会員様 フットクリエイトにカルテが有る方】

今月は1月がお誕生日月のフットクリエイト会員様に 足の健康定期チェック(無料)&特別割引を実施致します。1月中にご来店頂きました該当会員様にはお誕生日特典として商品代金から10%の割引とプレゼントをご用意しております。(商品割引は今月中何回でもご利用頂けます。) ※以下、料金はすべて税別表示です。

             

 

 

  • パサパのショートブーツがなかなかの出来栄えです

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サイズ:21.5~25.0㎝

カラー:ダークブラウンコンビ、ブラックコンビ

価 格:34,000円

 

 

 

  • お客様感謝祭            1月4日~14日

 毎年恒例となりました、お客様感謝祭。4日より始まります。今年はドイツやイタリアのブランドを扱う、エーアールシー様のご協力で、旬のブーツやウォーキングシューズなども取り揃えました。ぜひのぞいてみてください。期間中は、お買い上げに応じて、京都府与謝野町ブランド「京の豆っこ米」をプレゼントいたします。(プレゼントは十分用意いたしておりますが、数に限りがあります。ご了承ください)

 

 

 

ボディケアメニューのご紹介       詳しくはお問い合せください

  • ゆがみーる姿勢教室           

日々の生活の積み重ねによって、多くの人が体にゆがみを抱え、肩こりや腰痛、不定愁訴を感じていると言われています。姿勢評価システムを用いた測定と、それに基づいた個別指導を行います。

日時:1月14日(土)、27日(金) 13:00~18:00 要予約

料金:測定2000円、指導(30分)2000円 セットで3000円

 

 

  • 自力整体教室 毎週火曜日(祝日は除く)10:30~12:30 (少人数)

講師:ナビゲーター 安達実保氏

料金:1回 2000円 (初回のみ1000円で体験可)

内容:自力整体とは人にしてもらう施術ではなく、自分の体の重みを使いツボを加圧したり、揺さぶり、脱力しながら氣の流れを整えます。年齢を問わず体が硬くても始められるセルフ整体です。

 

 

◆定休日のご案内◆ 

1月1日(日)~3日(火)、8日(日)、9日(月・祝)、15日(日)、16日(月)、22日(日)、23日(月)、29日(日)、30(月)です。

 

本年もよろしくお願いいたします。